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日仏文化会館
Model/an application work for a competition/Paris France/1989
日仏文化会館設計競技応募案
●日本の空間と造形
パリ、エッフェル塔にほど近いセーヌ河岸に計画された日仏両国の文化交流を深めるための施設.多目的ホール、図書情報センター、各種セミナー室、ビュッフェ等の複合機能を持つ.日本の伝統的デザインボキャブラリーを用いながら、20世紀末のエレクトロニクス先進国日本のイメージを伝える建築計画である.半円形を描く敷地の道路側に約30mのガラス壁からなる半吹き抜け空間の構築物を設け、内部のホールと外部のフロントコートをつくりだしている.このコートはパリ市の街区の外郭を成す「バンド」と呼ばれるゾーンの中に設けられ、街路との接続手法についての提案となっている.建築全般に渡って、透明、反透明の空間の組み合わせが行われ、日本の伝統的建築空間の連結手法が示されている.
所在地:フランス パリ市
主要用途:文化会館
敷地面積:1270㎡
建築面積:7750㎡
延床面積:1670㎡
規模:地下4階 地上5階建
主体構造: 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
掲載誌:日仏文化会館設計競技応募作品集
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